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12月23日【法要】天皇陛下誕生奉祝 大般若転読会勤修のご案内

12月16日

総本山智積院では、今上天皇御生誕日であります12月23日に天皇陛下誕生奉祝の大般若転読会を、智積院化主第71世小峰一允猊下の御導師のもと、勤修いたします。

日時  平成29年12月23日(土、祝日) 午前10時から 於:金堂

 大般若経と転読の功徳について
 大般若経一部六百巻は、唐の玄奘三蔵の訳によるものであります。
 三蔵は顕慶五年(六六〇)より竜朔三年(六六三)に亘ってこれを翻訳し、その大業が畢ると高宗皇帝は深く歓喜し、嘉寿殿を荘厳して斉会を設け、この経を講讃されたのでありました。これが大般若供養会の最初であります。
 大般若経は四処十六会の説法であり、一経の内容は諸法皆空の理を説いたものであります。これによってこの経を諸仏の智母、菩薩の恵父であるとされ、開元釈教録においては、般若仏母の義に約して、この大般若経六百巻を一切経の首位に置き、また大般若経の中には盛んに書写、読誦、受持の功徳を説き、般若守護十六善神はこの経を供養するものを護持し給うとされていています。
 我が国においてはこの経の書写印行が盛んでありましたが、諸魔退散、諸願成就の祈祷法会として、初めてこの経を転読したのは文武天皇の大宝三年(七〇三)のことであり、元明天皇の和銅六年(七一三)に至ってこの大般若転読会を恒例とするようになりました。また聖武天皇天平七年(七三五)には宮中及び大安、興福、元興、薬師の四大寺において盛んにこの大般若会を修し、延喜年間には勅会として雅楽寮より伶人を遣わしてこの経の供養会を修したといわれ、歴史を経る中で現在も顕密二教に亘ってこの法会が勤修されているわけであります。
 総本山智積院においては、今上天皇ご生誕日に大般若会を勤修して宝祚の長遠と、国家の安全を祈っております。