お知らせ

第3回 智積院写真コンテスト結果発表

「第3回智積院写真コンテスト」に多数のご応募をいただきましてありがとうございました。
厳正なる審査の結果、以下の方々が入選されました。
特別審査員のビジュアルアーツ専門学校学校長 村中修氏の選評と併せてご覧ください。

総評

 智積院のフォトコンテストも3回目を迎え、今回も力のある作品が多数寄せられました。季節も一巡りしましたので、今回はその中でも映像的に力のある作品を中心に選ばせていただきました。写真は世界を四角いフレームで切り取り映像化する表現です。何をどのように切り取るのか?写真の善し悪しはフレーミングで決まると言っても過言ではありません。写真の歴史に名を残すスナップ写真の名手アンリ・カルティエ・ブレッソンは「フレーミングは天啓である」と言っています。入賞作のフレーミングの妙をお楽しみいただければ幸いです。
 

入選作品

 最優秀賞 
タイトル「夏の花夕景」
古谷 宗信
夕陽、金堂、紫陽花の遠近感がダイナミックな画面構成に斜光の光が活かされ、
非常にドラマチックな光景となりました。良い一瞬を切り取られています。

 優秀賞 
タイトル「照らされた参道」
片山 誠司
あえて画像をモノクロにすることで光と影を効果的に表現されました。
日常的な風景を独自の視点で捉えられています。

 優秀 
タイトル「五色幕に浮かぶ山桜」
飯尾 正弘
画面を桜の花と背景のぼかした五色幕のみで校正されています。
不要なものを画面に入れない引き算の写真です。
 特別賞 
タイトル「利休好みを愛でる」
東野 正文
シルエットで表現された人物をバランス良く左右に置き、
静的な画面に良い変化を与えられています。
モノトーンな室内と色鮮やかな築山の対比も効果的です。

 奨励賞 
タイトル「金堂からの絶景」
小嶋 治
近代的な京都タワーと金堂を対比的が面白い作品です。
実は建造年は金堂よりも京都タワーの方が古い。
知る人ぞ知る、ですが歴史の深みを感じます。

 奨励賞 
タイトル「彩」
猫野 又吉
紫陽花の花の連なりが、右手前から弧を描くように奥の石橋にまで視点を誘います。
そしてその奥の暗がりにある白い花に気づかされます。見続けることで発見のある写真です。

 奨励賞 
タイトル「和み」
川口 喜美惠
智積院の日常の一コマですが、小坊主さんの丸い頭と紫陽花の丸い花の重なりが微笑ましく、
和みを感じる作品となりました。

 佳 作 
タイトル「よう、おまいりやす~」
居原田 晃嘉
参道の桔梗と金堂、参詣の人々を遠近感のある画面に納め、
参詣の人たちの話し声が聞こえるような物語を感じる作品です。

 佳 作 
タイトル「悠久の春」
寺澤 真樹
多くの先達が眠られている五輪等を満開の桜が取り囲む風景に、
繰り返される生命の輪廻を感じす。まさに悠久の時間の流れがあります。

 佳 作 
タイトル「春の境内」
秋田 剛平
抜けるような青空、満開の桜、講堂に向かう僧侶の
黄色い衣がワンポイントアクセントとなって画面を引き締めてくれました。
左に傾いた画面と桜の枝が画面に動きを与えてくれました。

 入選作品の展示は、令和元年11月上旬から令和2年4月下旬まで
 総本山智積院 大書院 鞘の間で展示しています。
 皆様お誘い合わせの上ご参拝ください。
 尚、令和元年9月1日から「第4回智積院写真コンテスト」を開催しております。
 たくさんのご応募お待ちしております。
 http://www.chisan.or.jp/info/kontesuto04