2017年11月:お仏壇の防火対策をしていますか?

2017/11/09

 こんにちは、災害対策室です。
 朝起きた時や出かける前に、ご先祖さまに手を合わせる。皆さんのお宅にもお仏壇があり、お参りすることが習慣になっていると思います。今回はお仏壇の防火対策についてです。
 お仏壇の前に座った時には、ローソク(お灯明)に火を付けたり、お線香に火をつけて立てることが多いですね。実はこのローソクやお線香による火災が多いことをご存知ですか?
 
○お灯明が転倒したために起こる火災
 お仏壇の周りには座布団やお供え物の下に敷く紙など、引火しやすいものが多いですね。そしてお仏壇がある部屋は、床が畳であることが多いです。お灯明やお線香を灯しているときに、誤って倒してしまい、床や座布団、お供え物などに引火し、住宅火災を引き起こしてしまう事例があります。特にお線香はすぐに発火せず徐々に延焼するので、気づきにくいため注意が必要です。
 
○お灯明が服に着火したために起こる火災
 お灯明を付けたあとに「あれ、花瓶の位置が少しずれているかな?」と感じ、直そうとつい手を伸ばしてしまうことはありませんか? その際に灯明のことを忘れてしまい、服の袖に灯明が引火してしまうこともあります。この場合は着衣に引火するので、ひどいやけどを負ってしまう人も少なくありません。
 
 火災を防ぐためには、以下のことに注意する必要があります。
  ・
お灯明の点火後に、風や振動などで灯明が倒れ、周囲の可燃物に着火して出火する場合が
   あることから、窓を開ける時などには注意する。
  ・お仏壇の中や周囲にはなるべく可燃物を置かないようにする。

  ・お灯明が倒れたり、火のついたお線香が折れたり落としたりした場合には、火が周囲に
   移ってないか、お線香の拾い忘れがないか十分に確認する。

   ・着ている衣類に着火する場合があることから、お灯明やお線香に火をつける前に
    お供え物や花瓶・写真の位置を整える。
  ・
ローソク立てのサイズに合わないローソクを使用すると、ローソクの底部が
    割れ、ローソク立てから落下する場合があるため、サイズを確認する。


 
 特にお灯明やお線香の転倒・落下については、お仏壇の下や経机の上に敷くタイプの防火シートが販売されているので、防火対策のひとつとして検討してはいかがでしょうか。
 お仏壇の防火を心がけることによって、自分や家族・ご先祖さまを守ることにもつながります。火を使うことが多い箇所ですので、日ごろから安全に気をつけていきましょう。