2018年 5月:赤ちゃん用簡易おむつの作り方

 こんにちは、災害対策室です。
 赤ちゃんがいるご家庭では、ミルクや紙おむつなどベビー用品を常に切らさないようにしていると思いますが、災害時のことを考えたことがありますか?また、大規模災害の発生時には持ち出すことができなかったり、支援物資が届くまでに時間がかかることが予想されますし、万が一避難所の生活が長期にわたると、不足したり用意できないことが考えられます。
 今日は緊急時に紙おむつの代わりになる「簡易おむつ」の作り方を紹介したいと思います。
 用意するものはスーパー・コンビニなどのポリ袋・タオル・はさみです。
 
≪作り方≫
①ポリ袋の持ち手とわきをはさみで切り開く
 
②広げる
 
③図のように4つ折りのタオルを敷く
 
④タオルに赤ちゃんのお尻を当てて位置を決める
 
⑤ポリ袋のおなかにかかっている部分を外側に巻いて大きさを調節する
 
⑥持ち手の部分を横で結んで固定する
 
 

これで簡易おむつの完成です。
 赤ちゃんが男の子であればやや前に、女の子であればやや後ろにタオルを当てるようにすると排泄物を受け止めやすいです。ポリ袋ですので通気性はほぼありません。定期的にお尻を外気に触れさせてムレやかぶれを防ぐようにしましょう。
 あくまで簡易的なものなので横漏れなどに気を付ける必要がありますが、緊急時だけでなく、外出先で紙おむつが急きょ必要になったときにも応用できます。また、大きなポリ袋を使えば大人用のおむつや簡易的な生理用品にもなりますので、覚えておくといざというときに便利です。